今回は旅行先ではなく旅行の行き方の紹介です。
目次
個人旅行では
旅行会社のツアーと違い、交通手段からホテルまで個人で手配することになります。
特に海外旅行なので飛行機は必須です。
飛行機代で旅行の金額が変わってくるのは間違いないです。
俺が少しでも安く飛行機のチケットを取るのによく利用してるのがSkyscannerです。
俺はほとんどLCC(ローコスト・キャリア)の格安航空会社か中華系の航空会社しか使いません。
普通の航空会社(レガシー・キャリア)との違いは食事があるかないかだけです。(詳細はまだありますが個人的意見です)
台湾、香港、中国、韓国辺りなら飛行時間も長くないので全然気にならないです。
こういった格安航空券を探してくれるのがSkyscannerです。
まずLCCと中華系航空会社について説明します。
LCC
LCCはローコストキャリア (Low Cost Carrier) の略です。
LCCのメリット
LCCの価格
とにかく航空券が安い。
俺はヨーロッパでeasyjetというLCCを使いイタリアのミラノ・マルペンサ空港からドイツのミュンヘン空港の往復を5,000円以内で利用しました。
安い以外は見当たらない、、、
LCCのデメリット
荷物の制限がある
LCCによっても違いますが、無料での預入れ荷物や機内持込荷物の重量制限、大きさ制限があります。
例えばHK Expressは機内持込荷物の大きさは56x36x23cmで7kg以内、easyjetは機内持込荷物の大きさは56x45x25cm以内で15kg以内。
(制限以上なら追加料金を払えば大丈夫です)
座席の間隔が狭い
座席数を多くするために前後の間隔が狭くなってます。
リクライニングシートはあります。
搭乗が不便
空港使用料を安くするためになるべく遠くの滑走路を利用しているので、空港での搭乗口がメインターミナルでないことが多いし、バスで移動して飛行機の近くまで行くことが多い。
マイレージがない
ほとんどのLCCはワンワールド(JAL)、スターアライアンス(ANA)、スカイチームに追加出来るマイレージがありません。
俺が利用したことのあるHK Express、SCOOT、tigerair、vuelingはそれぞれの会社や系列会社でポイント制度はあります。
Wi-Fi、コンセント
今まで乗ったLCCではWi-Fiやコンセントが付いていた飛行機は1回も無いです。
LCC ギャラリー
LCCは安い料金で乗れるだけで、サービスは期待しない。
中華系の航空会社
北京を中心とした中国国際航空、上海を中心とした中国東方航空、広州を中心とした中国南方航空が大手で、俺は中国国際航空、中国東方航空は利用したことがあります。
中華系の航空会社のメリット
中華系の航空会社の価格
LCCじゃないのに普通の航空会社 (レガシー・キャリア)よりかなり安い。
個人的にはヨーロッパへ行くときはいつも中華系の航空会社です。
年末年始に日本からイタリア・ローマの往復を6万円で利用しました。片道3万円は安い。
快適
LCCに比べたら全然快適です。
機内食は日本から中国なら1食、中国からヨーロッパなら2食出ますし、ドリンクも無料です。
座席も問題なく、長距離の飛行でも十分寝れます。
マイレージが貯まる
中国国際航空はスターアライアンスでANAに追加可能、中国東方航空はスカイチームですがマイレージはワンワールドのJALに追加可能、中国南方航空もスカイチームに入ってますが日系航空会社にはマイレージは追加出来ません。
中華系の航空会社のデメリット
トランジットが必要
日本からヨーロッパ等の長距離だと直行便がないので中国(俺は上海か北京のどちらか)でトランジットをしなければならない。
個人的には時間があれば一旦イミグレ出て中国を散策できるのでメリットの方ですが、、
イミグレが混む
搭乗客がほとんど中国人なので、到着してからのイミグレが混んで時間がかかります。
中国人はノービザで入国出来る国が少ないので、ビザの確認とかで1人1人のイミグレを通過する時間が長い。
ローマのフィウミチーノ空港は日本人専用のイミグレがあったので中国人と一緒に並ばなかったので速攻出れました。
その他
中華系の航空会社の食事
日系航空会社に比べると少しだけ落ちますが、全然美味しく食べれます。
中国のローカルな場所の食事に比べたら、かなり良い方だと思います。(比べる対象が、、)
中華系の航空会社のWi-Fi、コンセント
日本から中国へ行く便は付いていたことは無いですが、中国からヨーロッパへ行く便はすべてWi-Fi、コンセントはありました。
うるさいのか?
中華系の飛行機に10回ちょっと乗りましたが、話し声が大きくて気になるようなことは一度もないです。
空港のカウンター、搭乗待合では気になる方はいますが、飛行機のシートに座ると皆さん静かです。
中華系の航空会社 ギャラリー
中国国際航空 中国南方航空
日本からだと近くはLCC、遠くは中華系航空会社が安さを求めるのではベストではないでしょうか。
Skyscanner
Skyscannerとは
基本的に日時の決定してる飛行機のチケットを取るのに使いますが、ホテル、レンタカーも予約出来るサイトです。
ネットで出来ますが、スマホのアプリもあります。
Skyscannerの基本的な使い方
例: 8/14~8/17で関空から香港を往復で検索
(今回は新型コロナウイルスによりフレキシブルな航空券ポリシーが適用される場合があります)
検索
往復には最初から印がついているので、出発地、目的地を記入、出発日、現地出発日、座席種別および旅行者を選択して「検索」ボタンを押す。
こんな感じで検索結果が399件出てきました。
今回は最適プランと最安プランが料金が一緒なので上位表示から探せば大丈夫です。
一番上にあった14日12:45発の香港行き、17日15:05発の関空行きで良ければクリックする。
ページ下にチケット販売会社が出てくるので、最安会社の「次へ」をクリックして決済したら完了です。
俺の経験では
今回の例のような直行便のLCCは航空会社でチケットを購入した方が安い場合が多いです。
実際にHK Expressのホームページで同条件で検索してみました。
さすがにお盆休み期間なので希望日は満席ですが、前後日は片道3,380円でまだ残りがあります。
何が安いのか?
ずばりトランジットのある長距離フライトが安いです。
前述で説明してる中華系航空会社を使ってのフライトです。
日本からだと上海経由ヨーロッパ行きの中国東方航空、北京経由ヨーロッパ行きの中国国際航空等です。
(今現在新型コロナウイルスにより中華系航空会社は検索できません。)
目的地
チケットの取り方
ミラノに行きたいのなら必ずミラノのマルペンサ空港行きのチケットを取らなくても、周辺の地域で安いチケットがあればそれで大丈夫です。
周辺に着いてしまえばヨーロッパのLCCに乗れば5,000円以内でミラノに行けます。
周辺といっても範囲は広いです。
ミラノなら同じイタリアのローマからや、ドイツのベルリンやミュンヘン、スペインのバルセロナやマドリードからでもLCCなら5,000円以下のチケットがほとんどです。
俺の場合
前述で書いてある年末年始の11日間で俺がヨーロッパを周った例でいうなら
- 日本→ローマ 往復60,000円 (往復ともトランジット2回)
- ローマ→ベルリン 5,000円
- ベルリン→マドリード 4,000円
- マドリード→ローマ 10,000円
年末年始だから若干LCCも高いですが飛行機代金では80,000円弱です。
ホテルは8泊したので合計で130,000円です。
この場合は2泊3日ずつローマ、ベルリン、マドリードを巡るスタイルで、帰りはトランジットで上海観光もしました。
最後に
今は新型コロナウイルスの影響で海外へは行けないし行きづらいですが、今年我慢して来年通常に戻りチケットが普通に取れるようになればまた海外へ行きたいと思ってます。
レガシー・キャリアの航空会社は世界では3つの航空アライアンス(航空連合)に分かれています。同じ航空アライアンスの利用なら自分の持ってる航空会社のマイレージに追加出来ます。(一部例外もあります)